こんばんは、タクミです

みなさん poco a poco (ポコ・ア・ポコ)という言葉をご存知ですか?

訳すと「だんだん」とか「少しずつ」という意味なんです

イタリア語でもあり、音楽用語でもあるんです

ですが、自分がこの言葉を知ったのはキューバの写真集を

見たときなのです

くわしくは忘れましたが、キューバの人々が遭遇してきた体験から

生まれてきた物事に取り掛かるときの「精神性」をあらわすそうで

ポジティブな意味合いもあるとは思うのですが

「そう簡単にはいかない、、、」

という現実性も帯びている気がして

意外に言葉の持つ意味合いは深いのかもしれません


なぜこの言葉を持ち出したかというと

コドコドでする毎日の掃除のなかで、いちばん手こずった窓拭き

からこの言葉の意味が分かったのです


試行錯誤してピカピカにした窓も翌日には汚れてしまいます

水拭きから洗剤拭き、空拭きムラ取りと全部やったら

ほかの仕事も兼ねると一日でできる枚数は限られてしまいます


そんなとき、よしえさんから

「完璧にやらずとも、70点ぐらいで毎日空拭きした方がいいのよ」

と言われて、そうしてみるとこちらの方が効率が良かったのですね


これは日々毎日やっているピアノの基礎練習にも通じますね

全部やり切ろうと思ったらそれだけでほかの練習ができなくなります


自分の完璧貫徹全力投球主義を見直すいい機会になりました



そしてコドコドで過ごす日々のなかでとても自分にとっては

大切な時間があります

それはお茶やコーヒーなどを飲みながらお菓子をつまみながら

よしえさんと二人きりで話す時間なのです 



それは自分の悩みだったり、日常を過ごす心構えだったり、

人生のことだったり、生き方のことだったり、学校のことや仕事のこと

家族のことなど、ありとあらゆる話題に通じます

おちゃ

「日常を芸術と同じクオリティーでやったら続かないわよ」
「青い鳥は、コドコドにあるんじゃなくて、あなたの家にいると思う」
「みんなとかふつうの人たちっていうけど、
たくみくんの知っているみんなって何人ぐらいなの?」

などなど、う~ん  とか

なるほどなぁ~  とか

思ったり気づかされたりすることばかり


よしえさんの話しを聞いていると ふと poco a poco

という言葉を連想するのでした 



そして今日の夕餉 

ぐらたん

よしえさん特製のホワイトソースが美味のシンジャガグラタン!!

トマト味のピラフとあわせてドリアにしたらきっと美味いに違いないと

確信し伝授してもらうことになりました



そしてコドコドに来て以来ちょいちょいやっていた作曲

こんな風にノートにメモしていきます 

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いつもこんな風な感じです

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何でうまくいかなんだあああ!!!! 

どうしてもこことここがつながらない、なんでじゃあ!!!! 

と心の中で発狂していても

poco a poco を胸に刻んで邁進しようと思います